● 「融資特約なし」の売買契約

2年前にセミリタイヤして給与年収がほぼゼロになった。

 

不動産業者さんのセミナー後の個別面談などで

話をしても、「現況年収」を伝えたあと、

極端に業者の担当者さんのテンションが下がり、

気まずい空気感になる場面を何度となく

経験した。

 

退職前はここからの不動産賃貸業の拡大(=物件の購入)は

ほぼ無理であろう、ということは覚悟していた。

 

自己資金だけで購入できるほどキャッシュはないし

仮にあったとしても、リタイヤ後の不安定な時期に

手元資金が極端に減るのはリスクが高すぎるため

もし取得に動くとしても、もちろん、

物件価格のほとんどを融資にて調達するのが前提となる。

 

そんな中、退職後4ヶ月経過した頃、

業者から紹介いただいた横浜市内の築古アパートが

Mr.Quadruple的には投資基準に合致したため、

ダメもとのつもりで「買付申込」を提出した。

 

 

本物件の売主はよほど売価の妥当性に自信があったらしく

指値も一切不可であったうえ、

話を詰めて行く過程で融資特約についても

受け付けない、という条件が付された。

 

従い、融資がまとまらなければ「手付け流し」となる。

 

これまでの経験からも融資特約なしの売買契約は

初めてであり、顔色を見つつ(業者経由で)抵抗したが

 

 

「嫌なら取り下げで結構。

買手はいくらでもいるから。」

 

ということで強気の姿勢を崩さなかった。

 

業者さんの紹介で

すでに候補の金融機関と接触をしていたが

売主からは売買契約の期限も示され

融資の内諾が得られない段階で

売買契約を締結するかどうかの

判断をしなければならなかった。

 

もちろん、手付金 (3桁万円)を捨てるのは

打撃が大きすぎる。

 

かといって厳しい属性状況の中

ここまで漕ぎ着けたので、

このチャンスをなんとかモノにしたい、

という強い想いもあった。

 

その間、金融機関担当者に重ねて

感触を確認するコンタクトを行い、

普段おつきあいがあるであろう

業者からのプッシュは

金融機関としても無下にはできないだろう、

という仮定のもと、

業者さんからもジャブを打っていただいたりした。

 

 

金融機関の担当者も、

「融資特約なし」の売買契約が前提と

なっていることを知るところとなり、

そうなると、うかつに楽観的なことは

言わなくなるものである。

 

不安な状況は続いたが、

最終的には「Go」の判断をした。

 

金融機関の稟議は

それなりに時間がかかることは

わかっているが、

この時ばかりは最終判断をもらうまでの

期間が異常に長く感じられた。

 

 

結果、程なく融資内諾の連絡を受け、

無事、決済に至った。

 

満室の状態で購入し、

ほぼ1年間、退去はなかったが

先月、1戸退去の連絡があった。

 

 

前売主からそのまま引き継いだ

管理会社はその後、1ヶ月ほどで

入居者を決めてくれたため

今月、再度満室となった。

 

 

苦心して取得した物件には

愛着もあり、

最低でも

減価償却が取れるあと3年ほどは

保有するつもりである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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