● 「古物業許可」の取得を断念したハナシ

物販事業開始当初、

中古品を売買することも想定し、

早い段階で「古物業許可」の取得に動いていた。

 

中古品を利益を得るために

反復、継続して売買を行う場合は

「古物商許可」が必要である、

と「古物営業法」という法律にうたわれているらしい。

 

理由は中古品の場合、盗難品が紛れ込む可能性があるから、

ということである。

 

確かに「まんだらけ」で買取してもらう時など

必ず、「住所氏名の記載」と「身分証明」の提示を求められる。

 

単に物販事業を行うにあたっては

特に必要な資格や認可は無いが

中古品を扱う場合は当該許可が必要、ということである。

 

中古品に特化するつもりもなかったのだが、

Mr.Quadrupleはとある事情で

独立・起業の形を整えたかったことや

創業融資取り組みにも有利になるのでは、

との思いから、「古物商許可」は

「あった方がいいだろう。」

と判断した。

 

Google先生でいろいろとリサーチし

行政書士が有償で申請代行をしているようであったが

必要書類もむずかしいものはなく、

自分で申請することにした。

 

許可申請先は法人が事務所を有する住所を管轄する警察署である。

 

電話で「古物商許可」を取得したい旨を

伝え、必要書類の説明を受けた。

 

その後、履歴事項全部証明など申請に必要な書類を整え、

再度、電話をし、アポイントの上、

書類届出のため、管轄の警察署に訪問することとなった。

 

 

廊下のようなところにパーテーションで区切られただけの

応対スペースにて担当者と面談、

特に問題なさそうな雰囲気で

スムーズに書類のチェックがすすんでいるかに見えた。

 

しかしおおかたチェックが済んだところで担当者より

警「住所の最後のところが部屋番号のようですがマンション等ではないですよね?」

Q「いえ、マンションですが。」

警「賃貸で借りてらっしゃるんですか?」

Q「いえ、自己所有です。まだ事業を立ち上げたばかりなので自宅兼事務所です。」

 

警「・・・・・そうですか。少々お待ちください。」

 

といって、奥の執務室に書類を持ってもどって行った。

 

しばらくして、担当者が応対ブースに戻ってきた。

 

警「マンションの場合、「マンションの管理組合」が

了解していることを確認する必要があります。」

 

ここでMr.Quadrupleは厄介なことになったな、と悟った。

 

マンションの管理組合規約においては

「その専有部分を専ら住宅として使用する」(住居専用)という用途制限が

あることを認識していたからである。

 

担当者はいますぐにでも管理組合に電話するか、といった勢いであったが

Q「当方でまず確認します。」

と告げ、その日はそのまま引き上げることにした。

 

翌日、管理組合が委託しているディベロッパー系の

マンション管理会社の担当者に電話、

主旨を伝え、見解を聞いてみた。

 

回答は予想通り「難しい。」とのことであったが

念のため文書にて「要望書」的なものをもらえれば

理事長と役員にはかってみることはできなくはない、

という、なんとも期待薄な反応であった。

 

まず難しいだろう、と思っていたが

申請の書類などを揃える時点で、

それなりにカネもかかっていたので

ダメならダメで仕方がない、ということで

トライすることにした。

 

「要望書」には、事務所は名ばかりでオンライン販売のため

客や業者が頻繁に出入りするようなことは一切ない、

という旨を強調し、したためたのだが・・・・

 

やはり、結果はひるがえらなかった。

 

「古物商許可」は書類さえ揃えば簡単に取れると聞いていたが

思わぬところにトラップがあった。

 

スモールな「おひとりビジネス」を標榜する

Mr.Quadrupleとしては

今後も外に事務所を借りるつもりは当面なく、

実際にも、新品しか取り扱っておらず、

「古物商許可」の取得は見送ることとした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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